群馬県立館林美術館 Gunma Museum of Art,Tatebayashi  2005.7.30,31
「夏の蜃気楼」展関連企画ワークショップ
「夏の蜃気楼」展関連ワークショップということで、実際に作品に使用している素材、テトロン布地、カラーインク、膠を使ってワークショップをすることになりました。

この素材の最大の特徴は『半透明』で『透過性』があるということ。
素材の特徴を利用し、出来上がった作品を自然光の採光がとても美しい美術館の空間を取り込んで観賞でき、そしてワークショップの全行程が、毎日のなんとなく過ぎていく日常から特別にこの一日を剥がして、自分というフィルターを通してとらえて残す事になる作品にしたいと考えました。



◆7/30は美術館の「ミュージアムスクール」の子供達(小学2年生〜中学1年生)21名
◆7/31は一般募集での参加者(2才〜50才代)19名で行いました。
◆ 7/30 ミュージアムスクール ◆ 
1. 二人ひと組になる。『今日の自分』というテーマで考えたポーズをとる。一人がスクリーンの反対側から、ポーズをとっている方の全身の輪郭線をなぞる。
2. できたら交代。

これは、簡単そうに見えて以外と難しい作業です。視点の位置がずれると輪郭が繋がりません。慎重にそして上手く調整しながら輪郭をとっていきます。
3. 友達になぞってもらった自分の輪郭をよく見て、、シンキングタイム。
『今日の自分』なんてどうやって
描いたらいいんだろう??

『今日の自分』ってなんだろ???
4. 何となく決まってきたらいよいよ着彩。

みんな、カラーインクを使うのは始めて。
膠を少し混ぜて慎重に混色しています。
描きはじめたら、止まりません。

みんな真剣。
5. 枠からはずして美術館の回廊に展示。
6. 館林美術館はガラス張りの弓状の長い回廊がとても綺麗な美術館です。
目の前には柔らかい芝が植えられた広場になっています。
芝の上に座って、外から作品を眺めて。最後に講評会。
出来上がった作品を見ながら作品の説明と感想を発表。
少し難しいテーマでしたが、それぞれに『今日の自分』をとらえることができたようでした。
◆ 7/31 一般募集ワークショップ ◆
行程は昨日と同じ。この日は、家族での参加も多く、小さな子が椅子に乗ってお母さんの輪郭をなぞる姿や、ポーズを家族で相談しながら決めたりと昨日とは全く違った雰囲気でした。
回廊に展示。ガラス越しの外の景色が透けて見え、作品の背景にもなっています。